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美容師さんの住宅ローンについて
このテーマでブログを書く美容師求人会社は、美容師求人動画cm and job(C-JOB)くらいでしょうか?(笑
美容師さんからの住宅ローン相談
年間に何人かの美容師さんから住宅ローンについて相談を受ける事がございますが、こんな話を耳にした事もありました。
◯美容師やっていると住宅ローン組むのが大変って聞きます。
◯美容師でも住宅ローン組めるの?
◯銀行でOkは出たんだけど、変動金利と固定金利とどっちがいいの?
・・・・・などなど。
通常銀行などで住宅ローンの相談をすると、一般企業のサラリーマンと同じ感じで話が進み、いざ細かい話になると「難しいかもしれません」と残念な言葉が時折出てくるそうです。
なぜ美容師だと住宅ローンを組むのが大変と言われているか
◯まず美容室経営者が住宅ローンを組む際に、美容室経営が法人か個人事業かで話は大きく変わります。
◯美容室のスタッフの場合、従業員か業務委託スタッフかで大きく変わります。
ん?これ今回のブログだけでは書ききれないかもしれない。。。。もしかしたら第2弾を書くことになりそう。
美容師さんの住宅ローンの注意点
マンションなのか戸建てなのかは別として、購入の検討をする際にもちろん不動産屋が頼りになりますが、住宅ローンについてはやや注意してください。理由は下記の通り。
◯不動産屋は売る事を目的にしているので、住宅ローンシュミレーションを作成する時に、現時点での最安%の金利を探しだしシュミレーションを作成する事が多いかと思います。例えば、美容師さんであるお客様の状況に関係なく、ネットバンクの変動金利で、最安%で住宅ローンシュミレーションを作成する事で買いやすい感を感じてもらいます。
◯住宅ローンシュミレーションではネットバンクの金利を利用しますが、いざ購入の実務に差し掛かるとネットバンクをあまりお勧めしなくなる傾向にあるかもしれません。これは、いざ決済をする場合や、多くの書類を行き来する際に、通常の銀行や信金だと直接持ち込みや面識があったりと、業務のスムーズさを優先し、売るための金利シュミレーションと、実務の決済が絡む事とは別問題なのです。
結果、住宅の買いやすさをアピールする為に、最安%の金利で住宅ローンシュミレーションをし、いざ購入の際には銀行や信金をお勧めしてくるかと思います(もちろんネットバンクを猛反対してはいません)
美容室経営者か美容室スタッフか
美容室経営者(法人経営の場合)まずは下記の準備が必要かと思います。
◯法人美容室の直近の決算書3期分=金融機関が決算書を細かくチェックします。特に目を光らせる箇所は、損益計算書上に記載のある「最終利益」ではなく「営業利益」を見ます。ここ結構重要です。法人美容室の3期分の決算書で、「営業利益」が3期連続で黒字でいる事がまず望ましい。(必ずではないが、3期連続黒だと望ましいという意味)
◯役員報酬の設定金額=金融機関が住宅ローン審査をする場合のおおまかな目安として、「年収×5倍前後」が一つの目安にあるとお考えください。
◯上記記載の「年収×5倍前後」に対し、希望住宅総額に見合う自己資金が必要となるでしょう。例えば「自己資金1000万+(年収600万×5倍)=3,000万。おおよその目安として4,000万前後の物件が目安となりますが、もちろん諸々条件が重なり4,000万以上の物件で5,000万まで買えるケースもあります。
法人だと、役員報酬設定額とは別に会社の直近3年間の数字も関係するので注意が必要ですね。
個人事業の美容室経営者
◯確定申告(青色申告)の直近3年分。金融機関はお店の総売上を見るわけではなく、事業からの所得を見ます。ご存知の通り、個人事業経営だと法人経営とは違い、代表の所得は毎月変動する(売上−経費=事業所得)理由は、毎月売上が変動するからですね。(法人経営の場合、役員報酬の設定金額を給与所得になるので固定額収入)
個人経営の場合、実際問題「事業所得」と「自己資金」で住宅ローンは決まると思ってください(担保設定等があれば別ですが)
あー今回のブログ、超長くなりそうなので第2弾を書くことにします。今回分では到底書ききれないです。
続きは書きますが・・・
「美容師住宅ローン」という観点からすれば、個人事業経営より法人美容室経営の方が圧倒的と言っていい程有利です。
昨今の美容室社会保険問題と照らしあわせてみた場合、法人美容室経営者がこれから住宅ローンを組むとうなら、社会保険料覚悟で3年間は我慢しますか・・・?
次回に続きます〜!