美容室経営で銀行評価や資産作りよりも大切な事

今回の記事は「問題提起」です。

私のブログにお越しいただいて、皆さんからは「いつも勉強になる」とか「いつも読んでます」とか、嬉しい言葉をたくさんいただいておりますが、時には少し重たい記事を書く事や、本気で美容室の事、美容師さんの事を考えると、少しでも未来の美容業界の為になればと思い、気が重たい内容であっても、正面から向き合う必要もあると思うので、少し嫌な感じにさせてしまうかもしれないという想いもありますが、覚悟をもって記事にします。

 

最近の法人美容室からの相談で、過度な借り入れで美容室経営が「あいまい」になっている気がするという話を聞きました。

 

現金があれば潰れる事はない。

本当でしょうか?

 

黒字倒産はないでしょう。

赤字倒産はあるでしょう。

 

美容室の人手不足

 

しっかり納税して、金融機関からはできるだけ融資を受けて現金を持つ。

総資産、純資産を上げていく。

立派に聞こえますね。

しかし、何か足りない気がします。

 

日本の中小企業問題の中には「後継者問題」が浮き彫りですよね。

これは少子高齢化に伴う、人手不足が大きな要因にもなっている事でしょう。

あと10年経ったら、20年経ったら、今の美容室、今の会社の後継者は誰ですか?

もうすでに美容業界で人手不足問題は起きています。

 

なんかまだそんな話はうちには関係ないな、なんだかピンとこないなと感じる美容室社長も多いかもしれません。

しかし社長の仕事には「未来へ引き継ぐ」という使命もあるのではないでしょうか?

もし、自分の世代だけで終わらせようと考える美容室社長がいるとしたら、そこで頑張っているスタッフの未来はどうなるんでしょうか?

 

美容室の危険な借入

 

人手不足の解消のめどが立っていないのに、今まで以上に融資を受けて、出店を続け、スタッフが辞めない組織作りができているのでしょうか?

 

また、本当に誰一人スタッフが辞めなかったら、そのスタッフたちを幸せにできる準備は整っているのでしょうか?

 

マネージメント教育が社内にできる人がいないのにマネージャー?

若手スタッフが激減しているのに教育担当?

 

日本の政治のように、借金を子供たちに残すような、年金は自助努力、結局借金は誰かが返すか、自己破産するか、どちらかでしょう。

いったい誰が返すのでしょうか?

 

今の資金繰り、今の資産作りは、何の目的で、何の為に積上げようと考えていますか?

資産を作り、株価を上昇させ、日本一高率な70%という相続税を、子供たちに託すのですか?

年々変更される相続対策の準備も必要になるでしょう。

 

5年前の美容室のあり方を、この先5年間続けるとしたら、5年後は10年前の美容室のあり方をアップデートもなく続けている事になります。

 

ただただ一生懸命に頑張れば良い、必死に頑張ればいい。

本屋さんに行けば、ビジネス本やHOWTO本が並び、よく売れるそうです。

やり方や方法論を追いかけて、全員が本当に大成功するのでしょうか?

 

 

美容室はビジネスではない?

 

美容室をあまりビジネスっぽく書いたり言ったりすると、ちょっと直球で露骨だと嫌がる人もいるかもしれませんね。

 

美容室ではひとつひとつにメニューがあります。

飲食店でもメニューがあります。

 

仕入れもあるし、人件費もある、家賃だってある。

利益を出さないと、住民税も払えないわけです。

 

利益を出して納税する事で、道路が綺麗になったり、福祉事業ができたり、高齢者への支援も障害者の支援もできます。

社会への影響力のある会社は、利益を出し、納税できない人の分まで納税しています。

 

REPSS(レップ)社も美容室も例外ではないはずです。

利益を出し、スタッフを豊かにし、さらなるビジネスを展開する。

 

美容室のさらなる展開とは、5年前の美容室のあり方ではない気がするのです。

 

美容室の未来を作れるか

 

ビジネスの経験がある人、例えば私の古巣の会社の創業者でもある盛田昭夫さんや、私のメンターでもある山元さん。こういった方々の多くは、社会を豊かにしてくれました。

 

盛田昭夫さんは世界ではじめて「音楽を外に持って出る」を製品にし、「ウォークマン」を開発して世界中の大ヒット商品を作りましたよね。この「ウォークマン」がなかったら「iPod」は生まれなかったかもしれませんし「iPhone」だって同様でしょう。

 

美容室の未来を作るのは社長です。

 

さて、どんな美容室の未来を作りますか?

 

美容室社長セミナーオシノビで伝えている事

 

5年前の方法論から卒業しませんか?

5年後の方法論なら私が想うところはすべて話します。

それを例えば10サロンさんが同じノウハウで展開したとしても、成功するのは1軒か2軒かもしれません。これはビジネス本と同じだと思うのです。

 

同じノウハウで皆が成功しないと思うのです。

だから全ての基本を、TPOに合わせてデザインする必要があると思うのです。

美容室社長と一緒に私達とデザインし、統合と分散のモデルを作り、継続していく為のバックオフィスを担っています。

 

美容室の店長のその先を考える。

スタイリストのその先を考える。

マネージャーは「意思決定をする人」です。

社長は「全責任を引き受ける人」ですよね。

 

美容室の未来を売上規模にとらわれず、金融機関からの借入額をある一定額に設定し、店舗展開を可能にする。

設備投資の借入で利益が出るのが美容室経営ではない事は、既に美容室の社長なら知っているはずです。

設備投資の借入が上昇していく事、目的のない安心感だけの借入が上昇していく事の危険性は、美容業界だから特に色濃いのです。

 

美容室の継続性のあるビジネスモデル

 

夢の実現かもしれない「独立」や「出店」は賛成ですし応援しますが、今後は益々危険性は増すでしょう。益々厳しい時代に突入するという事は、独立開業の美容室だけでなく、既存の美容室でも同じ事が言えるはずです。

 

店長やスタイリストが独立をしたい、そんな時は応援もしてあげたい気持ちもありつつ、複雑な気持ちでもあるでしょう。

 

アシスタントが成長してスタイリストになる。

スタイリストが増えて利益も増えるが、なかなかアシスタントが入ってこない。

セット面が足りない、シャンプー台が足りないという、嬉しい悲鳴にも聞こえてきます。

このままではスタイリストの売上を伸ばしてあげたくても、設備環境が伴わず、悩ませてしまうから、出店しよう。設備投資をして。

 

昭和や平成の出店根拠は、この様なイメージがあったかもしれませんね。

 

そろそろ変えませんか?

すでに私がお手伝いしている数社の美容室さんは、令和時代がスタートしています。

 

IPO(株式公開)を目指していないなら、スタッフに投資しませんか?

 

美容室ビジネスモデルの相談はいつでも

 

いつでもご相談ください。まさかまさかですが、相談料なんていただきません。

打ち合わせ場所は弊社オフィスです。

美容室社長さんには、全てお伝えしますし、分からない箇所は遠慮なく質問してください。




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ABOUTこの記事をかいた人

下道 勝

美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社、美容師求人動画サイトCM&JOBを運営する代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で日々更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。