見た目は坊主頭のちょっと怪しそうな私ですが、実は業界認定ファイナンシャルプランナーなんですよw
ソニー生命とプルデンシャル生命が商標登録を保持しているであろう「ライフプランナー」というカッコいい(私的には)肩書も、その昔私がソニー生命時代の名刺(入社当時)に書かれていました。
今では「ライフプランナー」という単語は使ってはいけませんが、仕事としては美容師ライフプランニングを専門に行っているという事実は、ソニー生命時代と何ら変わりありません。
美容師社会保険加入後の年金不足問題
2000万円年金不足問題は、美容師さんにとっても他人事ではありませんよね。
法人の美容室であれば、無条件ルールで社会保険の強制加入で手続きをしなければなりませんし、中には積極的に社会保険に加入した美容室もあれば、渋々社会保険に加入した美容室もあるでしょう。
皆さんは、将来の年金不足問題をどうお考えでしょうか?
厚生年金に加入したから安心とは言えない政府の発表と隠蔽と感じる今の状況。
社会保険未加入事業所へのあの「茶色の封筒」。
シカトしていると、毎回赤い文字が増えていくあのお手紙。
あのプレッシャー(加入する事が善なのですが)は嫌だなーと感じた方も多いんじゃないでしょうか。
社会保険に加入した結果、年金不足問題が勃発とは、何か仕組まれた計画性を感じざるを得ない気もする。
過去に破綻した年金制度があった
確か2003年の頃だったかな。私がソニー生命5年生の頃だったと記憶しています。
実は破綻した退職金制度があるんです。
破綻理由は「積立不足」という何とも言い訳ができない理由で。
その破綻した制度が「適格退職年金」。
あいまいな言い方にはなりますが、本来積み立てておく必要がある金額の約半分程度しか積み上がっていなくて、ギブアップしたんですよね。
適格退職年金の破綻で、当時は「中退共」か「養老保険」かに移行した多くの企業さんがいました。
いったい厚生年金は破綻せずに持つのでしょう?もはや、実情は破綻しているのかもしれませんね。
美容師ライフプランニング
美容師さんのライフプランは、過去の生活が元になり、未来の生活をイメージし、そこに「お金」という生きていくために必要な「モノ」を重ねていきます。
この先、何歳でどの様な性質の「お金」が必要になり、どの様な仕事でその収入を得ることで、生活が実現できるのか?
美容学生から社会人になる
18歳で高校を卒業し、20歳で美容専門学校を卒業する。
ここまでは、お金を払って学校に行っていましたよね。
20歳から社会人として、立派な美容師として、お給与をいただける立場で仕事をする。
アシスタント美容師の生活
20歳で美容室で働きはじめ、アシスタントとして活躍し、その半面練習に励む日々。
早い子で22歳や23歳でスタイリストデビューする人もいれば、25歳や26歳でスタイリストデビューした人もいるでしょう。
アシスタント当時よりは少し給与が上がったり、おしゃれにが気になったり、お酒の量が増えたりして、なかなかお金が貯まらに時期でもあるでしょう。
そんな中でも、将来は立派なスタイリストになって、自分の美容室を持つのが夢だと考える美容師さんもきっといたはずです。
スタイリスト美容師の生活
スタイリストになっても、練習の努力を続ける人もいれば、アシスタントの技術指導で終電まで付き合う人もいるでしょう。
彼氏や彼女ができたり、美容学校時代の同級生と「売上」のことや「自分の美容室」のことを話したり、少し他店との比較、仲間との比較が気になる頃でもあるのかもしれませんね。
店長からの厳しい指導を受けながら、時には落ち込んだりしながら、もしかしたら転職を考えるのもこの頃かもしれません。
店長美容師の生活
美容室の社長から「お店を任せる」と言い渡された人もいますか?
今までの店長の仕事と何が違うのか戸惑った人もいるでしょう。
お店を任されるという事は、スタッフの育成も売上管理も、材料の仕入れも、新規のお客様の人数も再来率も、スタッフの悩みをを聞いたり、時にはモティベーションを上げる為に飲みや飯に誘ったり、やることがたくさん増えたでしょう。
美容学校時代の友達が「独立」した。
美容学校時代の友達が「業務委託美容室」でめちゃくちゃ稼いでいる。
誘惑も多い時期。
美容師として、これから先の生活に不安を感じる時。
「将来が不安です」と退職を言い出す人も少なくない時期ですね。
店長美容師のその先
いつかは家を買いたいな。
いつかは自分の美容室をやってみたい。
小さくてもいいから、自分の美容室をやってみたい。
おしゃれな美容室で、少しスタッフがいて、和やかにお客様にゆっくりしてもらえるような美容室。
大切なお客様と一緒に歳を重ねて、ゆったりと仕事をしながら、そのうち海外に行ったり、田舎の古民家で美容室もいいな。
夢はいくらでも出てくるでしょう。
その夢を実現するには、どうしたらいいか?
それがライフプランニングです。
プランニングをする事で、ぼんやりと思っていたことがより鮮明になる。
鮮明なプランができることで、その目標に進みやすくなり、それが自分にとっての最高の道のりなはずなんです。
美容師さんの年金
夢の実現が先ですよね。
どんな思考であってもその思考は現実化します。
そうなりと思うのあれば、自分自身が本気であれば、そこに向かうでしょう。
国に任せていた将来の生活。
その将来の生活の原資になる年金が、にわかに信じられなくなってきています。
今でも、国民年金だけで生活ができいるわけではありませんよね。
最近のニュースで話題になっている「2000万円年金不足」は美容師さんにとって、本当に2000万円で済む話なのでしょうか?
私はもっと足りないと考えています。
生命保険の担当をしている美容師さんの保険設計
だいぶ前からでしょう、10年以上前からかもしれません。
昭和3○年生まれの人以降は、年金は減額されるでしょうと伝えてきました。
だから美容師さんが勇退する頃を仮に65歳(年金受給開始年齢)としたら、それまでに○○○○万円を「退職金」で積み立てておきましょう!と設計していたはずです。
すでにご存知の方も多いかもしれませんが「退職金」の税率を知っていますか?
給与をもらう時の所得税や住民税と比較にならないくらい、退職金に関する税率は低いのです。
美容師さんで同じライフプランの人はいません
顔も髪型も服の好みも、住まいも生活も、将来の夢も今の仕事の役割も、皆違うはずです。
同じライフプランニングが無いという事は、言い換えれば全員が違うライフプランニングということです。
年金の問題で、いったいどの程度貯金の必要があるのか?
今の生活のままで、どうやったらお金を貯めていけばいいのか?
銀行か投資か?外貨か保険か?
いったいなにがいいのか?
どんな方法にも大小それぞれのメリットやデメリットがある場合が多いです。
美容業界の特徴を生かして、どうプランニングするか?
相談は遠慮なくお問い合わせくださいね。