女性美容師にとって産休育休は社保完備の魅力ではない?!@レップ森本

今回の記事は森本です。

すごいエピソードがあったんですね、びっくりしました。

 

最近、森本は女性美容師さんからたくさんの悩みや相談を聞けているそうで、男性美容室社長にとってはあまり聞いたことがないような事も多いかもしれません。

 

今回の記事もとても参考になると思います。

 

社会保険完備の女性美容室社長

 

こんにちは。CM&JOBの森本です。

今日から7月に入りました。2019年も折り返しに入りましたね!6月を振り返り、6月も早かったなと。

 

日々変化をしようと取り組んでいるCM&JOBですが2019年後半も新たな動きの為、ミーティングを繰り返したもう6月。新たな動きってワクワクしますね!良い流れをイメージし、そのために何をするか。

 

まずは新たな動きの為に考えられるメリット・デメリット・動き方など様々なことを考え、1つずつ「なぜ」を追求していく。その中から、出来ることを整理しカタチにしていく。ってことを繰り返し悩んで悩んで悩んだ結果、イメージが沸かなくなった時もありました。

 

「イメージが沸かない」と頭や耳を塞ぎ込んだら良いイメージが湧くはずがない。

常に良いイメージを持ち、その為に何をするかを考え、現在も進行中で試行錯誤しています。

 

私は最近、出来るだけ女性目線でのブログを書きたいなと思っています。

なぜなら、女性目線での意見や考えを求めてくださる美容室社長が多いからです。

今回は、社会保険完備の美容室を経営する女性美容室社長がお話をしてくださった悩みをブログにさせて頂きたいと思います。

 

個人事業で社会保険完備を完備した理由

 

今回私に悩みをお話してくださった女性美容室社長は法人ではなく個人事業主で2店舗の美容室を経営されています。

 

従業員6名。社会保険は必要なのか?

→美容室は特定業種枠に入るので、個人事業主であらば従業員が5名以上いても社会保険加入の義務はありません。社会保険は任意加入という事になります。

 

なぜ、この女性美容室社長は社会保険を完備したのでしょう?

理由は、3つありました。

働く美容師スタッフが全員女性の為、結婚・出産後も長く働けるサロンをつくるため。

美容師求人の反響を増やすため。

以前から社会保険を完備して欲しいというスタッフの声があったため。

この3つのことを叶えるために、この美容室では社会保険を完備しました。

 

社会保険完備での産休育休

 

社会保険完備での産休育休の手厚さって何でしょう?

出産育児一時金

出産手当金

育児休業給付金

私は出産経験がありませんが、やっぱりこう言った国の手厚いサポートがあることが有り難いなと思います。

そして社会保険を完備をしてくれている会社やサロンにも感謝の気持ちでいっぱいですよね。

これらの手当ってどういったものかは皆さんご存知かもしれませんが。

 

出産育児一時金

出産の際にかかる入院費などの補助として健康保険から一律42万円が支給されます。

 

出産手当金

産休・育休の働けない期間の給与のサポートとして出るものが出産手当金。

出産前後の約100日間、健康保険から給料の3分の2相当の金額が支給されます。

※国民健康保険加入の場合は適応外となります。

 

育児休業給付金

出産後の育休の期間中に雇用保険から育児休業給付金が支給されます。

育休開始から6ヶ月間は、産休前の給与平均額の67%、6ヶ月後は50%が支給額となります。

保育園に入園できなかった場合、最大2年間もの間、給付金を受けられる権利があります。

しかも社会保険料は免除されているのに!

 

社会保険が完備されているって、女性の出産にあたり、めちゃくちゃ手厚いサポートがあるんですよね!

すごいですよね。休んでいる間にもこんなに大きなサポートが受けられる。本当に有り難いことですよね。

これも働いている会社が社会保険を完備してくれているからこそ。

 

社会保険を完備した女性社長の悩み

 

社会保険完備の理由の1つであった「働く女性スタッフが結婚・出産後も長く働けるサロンをつくるため。」

 

そんな環境を整える為に、社会保険を完備した女性社長は何に悩んでいたのか。

それは、社会保険完備後、2名のスタッフが出産。

その2名共に「出産手当金」「育児休業給付金」の支給を受けなかったこと。

 

「社会保険をやった意味ってあるの?」

これが悩みです。

 

???ですよね。私も?でした 笑

 

社会保険完備で給付金を受けなかった理由

 

2名のスタッフさんが給付金を受けなかった理由は異なります。

 

1人目は、出産後の復帰を考えていないから給付金はもらえない。(気持ち的に?)

2人目は、支給申請の手続きが面倒だから給付金はいらない。

 

そんなことがあるのでしょうか。

私は聞いてびっくりしました。

 

結果、2名共に妊娠後、出産前に退職。

お話をしてくださった女性美容室社長は怒っているわけではありませんでしたが複雑な表情をされていました。

 

産休育休手続きが面倒?

 

社会保険をサロンがやってくれていることで、国から大きなサポートを受けられる権利があるのに、給付金をもらわない選択をする。

 

この美容室で考えれば従業員が6名。ざっくり年間250万ぐらいの社会保険料を負担しています。

働くスタッフさんだって、給料の15%ぐらいの社会保険料を負担していたのに、手続きが面倒だからと言う理由で。

 

私は、このお話を聞いた時に、個人事業主で経営をしているこの美容室さんが社会保険をすることってベストな選択なのかと疑問を感じました。

女性経営者さんはスタッフからの意見や「長く働けるサロンをつくりたい。」そんな想いで導入したにも関わらず意図しない理由が返ってくる。

 

それだったら社会保険をやめ、その分を頑張るスタッフさんに還元してあげたり、長く働いてくれたスタッフさんの為に退職金の積立など、別の手段を取られた方が良いのではないかと思いました。

 

産休育休でもらえるお金を断る?

 

年金問題も出ている今の時代、産休育休を取らずにスタッフさんが辞めてしまう。

個人事業主で社会保険を加入しなくても良いのではないでしょうか?そんな気持ちにもなってしまいます。

 

うちの会社のREPSS(レップ)の場合、法人ですし絶対にやらなくてはいけない義務があります。

この女性美容室社長のお話を聞いて、REPSS(レップ)の女性スタッフと話をしましたが「考えられない。」と同じ意見でした。

 

実際に、REPSS(レップ)でも産休育休の実績もあり、1年半以上の期間、育児休業給付金支給を受けていたスタッフもいます。そういった周りのスタッフや友達を見ていて、出産時の社会保険の有り難さを目の当たりにしているので、私だったら絶対に国の制度を利用したいと思っています。

 

美容室社会保険完備で産休育休後の復帰率はあがるのか

 

今回の女性経営者さんからの相談で、社会保険の完備だけが復帰率を左右するわけではないことがよく分かりました。

 

そこには、働く美容師さんの美容を続けたいという想いの強さが不可欠ですし、ずっと働きたいと思ってもらえるサロンづくりも重要なんだと思います。

 

待遇が良いにこしたことはありませんが、待遇が全てではありません。社会保険を完備していても完備していなくても産休復帰率が高い美容室さんも多く担当させて頂いていますし、経営者さん自身がスタッフさんの復帰を望むのであれば、待遇の前に目を向けるところは、環境づくりなのではないかと思います。

 

女性美容師さんの為の働き方の改善

 

この女性美容室社長は、もっと事前に出産後の働き方の提案や妊娠後の働き方の改善をするなど、コミニュケーションを取るべきだったと言っていました。人手が足りず、目を向けられてあげられていなかったことを悔やんでいらっしゃいました。

 

私は、女性美容室社長の言葉を聞き、子育てをしながら働いているイメージを描けていたら、もしかしたら退職には繋がらなかったのかもしれないと思いました。

 

先々の自分の姿をイメージできることは、働く上でもの凄く重要だと思います。

それを働くスタッフにどう描かせてあげられるかは、やっぱりコミニュケーションや想いの共有が大切なのではないかと思います。そして、そのスタッフさん自身が自分の存在価値をどれだけ感じられる事なのかなと思いました。

 

今回のことを踏まえ、女性美容室社長と今後の対策を一緒に考えていきます。

いつも長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。




美容師の求人動画サイトCM&JOB

ABOUTこの記事をかいた人

森本 裕子

美容求人動画サイトCM&JOB営業の森本です。美容業界の求人営業歴12年。求人だけでなく幅広く美容室経営に携わりたいという想いでREPSS株式会社に所属し、日々勉強中です。現在は、求人掲載内容の提案や給与・休日休暇など福利厚生の相談など幅広くお手伝いをさせて頂いています。 美容師求人に対する考え、時代の変化と共に変化する美容師求人の動きなど、求人テーマを中心に執筆しております。