パートさん(美容師・ネイリストなど)へも社会保険適用か?

もしかしたらパートさんを中心に美容室を経営しているとしたら、結構重い話になるかもしれませんね。

 

9/21の時事通信社のニュース記事で、不穏な動きを取り上げていました。

パート適用拡大、本格検討へ=企業規模の緩和が軸に-年金改正

 

この内容は少し前に、弊社の森本が記事にしていた件ですね。

美容師を目指す美容学校の入学生・卒業生の推移@レップ森本

 

この動きが具現化した場合には、美容室で働くパートスタッフさんからの不満が出そうですし(手取りが減る)、もちろん美容室社長としては、これまた大きな経費が上積みされるので、今後益々対策が必要になるのか?生産性を上げる努力が必要になるのか?どうすべきか?

 

パート美容師さんも社会保険加入?

扶養の範囲内で働きたい。こんな意見も多いと思います。

 

現在では、社会保険に加入する必要がある人とは、週労働時間が30時間以上ですが、厚生労働省としては「全世代型社会保障検討会議」という漢字を並べた単語の会議で、どうにか「増収」の検討をしているようです。

 

ここでの検討材料として「第3号被保険者」の社会保険加入適用になるのか?ということみたいですね。

 

これはちょっと厄介な気がします。

この制度により、パートさんが働く時間を長くしたいと希望があれば、美容室としては助かる事に繋がるかもしれませんが、その反面もあるのか?だったらもう働くのいいかなと考える人もいるかもしれない。

 

ポジティブに考えれば、社員もパートも全員が社会保険加入という事であれば、たくさん働いて稼ごう!という文化にもっていきたいものですね!

 

美容師パートさん第3号被保険者とは?

 

美容師さんに限らず「第3号被保険者」の意味を整理しておきますね。

コトバンクさんから引用

国民年金の加入者のうち、厚生年金、共済年金に加入している第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者(年収130万円未満)の人をいう。大半は「サラリーマンの妻で専業主婦」だ。この人たちは保険料を払わなくても、配偶者が加入する厚生年金や共済組合が一括して払うので、国民年金を受け取れる。

 

社会保険の適用範囲拡大を実現する為には、この第3号被保険者を原則社会保険の適用対象にするという事になるのでしょうかね。

 

パート美容師パートネイリストも社会保険加入?

 

そうなると、美容室経営に大きな影響がでそうですよね。。。

 

もはや政府としては、「働く人は全員社会保険対象!!」とでも言いたいのでしょうかね。

 

これを期に「フリーランス」や「個人事業主」が増えそうという見解もあるかもしれませんが、そこも先回りしていて「インボイス制度」が2023年10月から開始されるわけですよね。政府の包囲網もなかなかです。

 

例えば、カラー専門店やネイルサロンでは、割とパートさん比率が高いイメージもありますが、社会保険適用となれば今までのビジネスモデルでは少し厳しくもなりそうですよね。

 

法人から個人事業に戻すか?

 

美容室やネイルサロンで、どうにもこうにもしんどい経営になってしまったら、この際「個人成り」もありでしょうね。

 

現段階では、美容業は特定業種に指定されているので、農林水産業などと同様に個人事業であれば従業員の人数に関係なく、社会保険は任意加入ですので、まだ選択の余地はありますが、今後この「特定業種」から美容業や理容業を外された時には、法人か個人かの選択すら難しくなるという事にある。

 

そもそも、なぜ「法人」なのか?を考えてみてもいいのかもしれませんね。

 

いずれにしても、社会保険適用拡大の動きは、美容業界に大きく影響を及ぼしかねない事ですので、注意して追っていきましょう。




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ABOUTこの記事をかいた人

下道 勝

美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社、美容師求人動画サイトCM&JOBを運営する代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で日々更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。