残業時間が少ない職種第1位「美容関連職」というデータ結果

転職サービスの「doda」さんが実態調査を行った結果だそうですが、マジですか?私もこの記事を「えっ?!」と思ったので、この記事をリンクしておきますね。

 

yahooニュース

残業時間が少ない職種第1位は「美容関連職」、では多い職種は? 105職種で比較した、残業時間ベスト・ワーストランキング

 

美容関連職種は残業が少ない?

美容室社長からリアルな相談を日々受けているので、今回のこの記事にちょっとゾッとしましたが、発信しているということはしっかり調査した結果なのでしょうね。対象は、20歳〜59歳までの1万5,000人だそうです。

 

平均残業時間が少なかったトップ3が下記です・・と。

第1位:美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)

第2位:営業事務・営業アシスタント

第3位:生産・製造・プロセス開発(医療)

 

この結果で何だって事はないのですけど、美容系や営業系って、目に見える残業と、目に見えない残業みたいなものが実際は存在している気もします。(分かってますよ正論じゃないのは・・・)

 

美容関連職とは

美容関連職と書いてありますが、仕事柄ついつい「美容師」「理容師」と解釈したくなってしまう。美容関連職って、結構広い意味合いがありそうですよね。

 

美容師・理容師・エステ・ネイル・アイラッシュ・リラクゼーション・スパとくくりたくなる。しかし、規模が少し大きくなると、総務や経理や人事の内勤の方々もいる。中にはきちっと時間管理している会社さんもきっと多いのでしょうね・・・

 

と、フォローしつつも私の中だけですが、「???」はどうしても消しきれない。

 

美容室の残業手当

店舗などでの管理下であれば、正しくはタイムカード管理をして、残業時間を集計すると思いますが、営業の世界ではタイムカードで管理するって事はなかなか難しい。営業先へ直行・直帰って事が頻繁にありますからね。

 

こういった場合の営業への残業は、通常「みなし残業」で一時的な精算をするのですが、美容室でもこの「みなし残業」を使っている危険な明細を目にした事があります。

 

美容室の場合、店舗運営の特性上「みなし残業」ではなく「固定残業」を活用したほうがいいと思います。例えば「何時間分の固定残業代○万円」みたいに、いったんは固定的に支払って、不足分を残業手当に充当するというのが正論かもしれません。

 

美容室で残業を無くす・減らすには

そもそも営業時間が、8時間を超えている美容室がほとんどなので、一筋縄では調整できないはずなんです。例えば、あえて営業時間をすごく伸ばして、2交代制にするのであれば、強力な「求人力」が必要にもなってくる。

 

全国に25万店舗を突破した美容室の店舗数に対して、美容師免許保有人数は60万人を下回っているわけですから、ざっくり平均人員を考えても、1店舗あたり2名〜3名というのがデータから妄想できる事。

 

この60万人弱のすべての美容師さんが「雇用」されているわけではなく、その中には個人事業主の雇用主も含まれたり、フリーランス美容師さんや、業務委託美容師さんなどの、個人事業主もたくさんいる事から、実際は1店舗あたりの平均人員は2名を切るのではないでしょうか。

 

その状況でなかなか2交代制を作れる美容室は極端に少なく、残業代問題や社会保険・厚生年金問題から離脱できる、フリーランス(面貸し)美容室や、業務委託美容室が躍進したのも実際のとこでしょう。

 

2023年インボイス制度

2023年のインボイス制度の導入で、何も慌てる事はないと思っています。新たなルールがスタートするのであれば、それを理解して受け入れる準備をしておけば、何ら問題はないと思うのです。しかし今回の課題は、美容室経営側がしっかりやることではなく、フリーランス美容師さんや業務委託美容師さんがしっかりやる側ってとこです。

 

そこを美容室運営側がしっかりサポート体制を整えておけば、ヤバいくらいの大きな問題ではなくなると思います。

 

美容室を売却したいなら2022年まででしょ?

もし「バイアウト」を考えるなら2022年までには目処をつけておきたいはず。そこから先は、シェアサロンや業務委託美容室の運営側の仕事が結構増える可能性もありますからね。シェアサロン運営、業務委託美容室運営の方々は、2022年をひとつの目標目処にしてくるのではないでしょうか。

 

美容室業界の事を全然知らない、お金だけは持っている他業界の方が、財務諸表だけ見て「買い」に動くとしたら、「売り側がラッキー」でしょうね。その背景にある、税務税法や法律までもチェックしたほうが良いと思います。

 

あれ?残業の話からだいぶ脱線したな。。。

 

世の中「働きがい」より「働く環境」だそうですが、おじさんはやはり「働きがい」がある会社を作りたいのは時代錯誤なのでしょうか。




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ABOUTこの記事をかいた人

下道 勝

美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社、美容師求人動画サイトCM&JOBを運営する代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で日々更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。