商売に必要なことって何でしょう@レップ千葉

間違い探しは、答え探しとは違います。

 

失敗を恐れて何もしないのは、何も経験をしないのと同じですよね。答え探しをしている時に答えが見つかった時には、その答えはすでに古い考えの答えだったりすると思います。

 

変化し続ける時代に、固執した何かに足元を縛られると、転んでしまいそうです。

 

最高を提供する故の失敗

先日、打ち合わせをしている時にこんな話がでました。

 

大学生の頃から担当していた男の子がいて、その子はお肉が大好きで、学生の頃からお金を貯めては高級焼き肉を食べに行き、卒業しても色んな高級店で働いたり、有名店に食べに行ったりとお肉の知識を深め、それだけでなくお肉の焼き方、網なのかガスなのか、網は普通の網ではなくこだわりの網を探求し、味付け等も含めて最高の知識を身に付け、とある高級店を手本にして、いざ地元に帰って焼肉屋を開業したそうです。

 

全国の有名、最高級のお肉を提供出来るお店を作り、そこでその日の仕入れで最高のお肉を提供する。値段はもちろん高級な焼き肉を提供して、ここでしか食べられないというラグジュアリーな、他店では体験できないような事を目的としたお店を作ったそうです。

 

しかし、そのお店は長く続かなかったそうです。

 

こだわり抜いて勉強も欠かさなかった彼は、どこで何を間違えてしまった為に、閉店せざるを得なかったのか?

 

出店場所

この方を担当していた美容師さんは、まず出店場所を間違えたとの意見。

 

確かに銀座や赤坂のような場所でうまく行っているやり方が、地元の少なくとも層の違うお客様を相手にする商売として考えたとき、そのやり方が上手くいく可能性は低いように感じます。

 

ある一定の数はそういったお店を求めている可能性はありますが、都内の中心部と比較するのであれば、間違いなくその絶対数は多くないでしょうね。出店場所を間違えた、一つの理由でしょうね。

 

究極の自己満足

私が思ったのはこれです。自己満足に過ぎなかったのではと初めに思いました。

 

その美容師さんと開業した方と、出店前に焼き肉に行ったそうです。そこでは、焼き方や食べ方を見て、あー○○さんわかってないなぁと、アレやコレや意見があったそうです。

 

聞いた話によると、開店した焼肉屋でもそのスタンスは変わらず、自分が今出したいもの、食べて欲しいものを一方的に提供するスタイルだったそうです。間違いなく美味しかったでしょうね、でもお客様が求める部分を満足させることができなかったので、閉店する結果になってしまったんですよね。

 

お客様は何を求めて来店するか

この焼肉店は、ここの部分がすっかり抜け落ちてしまっているように感じました。高級な焼き肉店に何を求めて来店するのでしょうか?味だけなはずはないですよね、きっと。

 

例えばそういうお店には、キレイなお姉さんを連れて行きたいわけですよ(笑)

 

そういった時に何をお客さんは求めるんでしょう?

一方的に出されてハイ美味しかった、では満足しないのではないでしょうか?

 

例えば接待なんかでも使うかもしれません。そういった時に、どういった物を出して欲しい、どういったサービスをして欲しいと思うでしょうか?例えば記念日かもしれません。

 

そういった場合は、相手にどういった感情があり、このお店を選ぶんでしょうか?単純に美味しさだけでは次の記念日には利用されないかもしれませんね。この元オーナーは、美味しい食べて欲しいが強すぎて、お客様のことがすっぽり抜けてしまっていたのではないかと思うんです。

 

網がどうとか、焼き方がどうとかは正直二の次で、自分の好みや相手の好み、状況を判断してお肉やサービスを提供してくれる方がよっぽど重要ですよね。

 

この話を教訓に気を付けたいこと

これって私達にも起こりうる事、頭でっかちってやつですねw

 

知識ばっかり詰め込まれて、それを上手く活用できない、知識を見せびらかす結果になってしまう。知らなければいけないし、知っていく事は必要不可欠ですが、お客さんは正直こだわりの網だとかどうでもいいんですよね、気付いた時に話してもらうくらいが心地よい。焼き方も最高な焼き方があってもそれはそれ、好みの焼き方で焼きたいんです、焼いて欲しいんです。

 

豊富な知識をはべらかすより、わかりやすく伝えてあげる方が重要ですよね。

 

保険の知識があって当たり前、ケミカルの知識があって当たり前。それはそれですごいことではあるかもしれませんが、大切なのはその先ですよね。同業者からはすごいことが、お客様にとってはどうでもいいことになるのかもしれませんね。

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