部下の成長は不完全な指示が時には効果的

  • 2021年11月10日
  • Think

部下は、自分が思っている以上に成長している事があったり、思っている程成長が遅かったりと感じる事はありませんか?

 

お客様との仕事では、100点満点を目指す必要がありますし、100点である必要もあります。しかし、部下との関係で仕事を教えるシーンでは皆さんどの様な教えた方をしているのでしょうか?100点満点のお手本を見せるようにしているのかな?

 

私の場合は100点を見せるのは結果だけ。その過程では、ものすごく中途半端な教え方を心がけています。

余地が成長の枠

あくまで持論です。何の根拠もありません。

 

教えれば教えるほど、教えた事だけができるようになる気がします。私にはそんな経験があって、その先を「読む」という力が欠落してしまう様に思えます。けれど、教えなければ伝わらないというはさみ打ちの状態も経験しました。

 

「テーブルを拭いておいて」

「テーブルをこの布巾でこのアルコール消毒を使って隅々まで拭いておいて」

 

どちらが親切丁寧で分かりやす説明(指導)でしょうか。前者はざっくり、後者は的確。私はどちらかというと前者。しかし、ちょっと意地悪なのですが、私はどちらでも無いのかもしれません。

綺麗の基準

テーブルを綺麗にする事が指示の場合、本来の理由は、来客があるので全体を見渡して綺麗にしておいて欲しい。ここを言わずに読み取って欲しいなと思っても、ほとんどのケース先読みして綺麗にしてくれる事はないでしょう。なんせ今までその様な教えを受けていないのですから。

 

的確な指示は素晴らしいのですが、テーブルの下にホコリがあったら綺麗なテーブルは台無しですね。

 

「〇〇時に来客があるので綺麗にしておいて」という綺麗の基準を指示していないのですから、指示を受けた側からすると自分基準で綺麗にするわけですから、どの程度どこまで綺麗にするかは本人の判断という事になりますね。ここが重要な気がするのです。

 

私が求める基準値と指示を受けた側の基準値の誤差だけ修正すれば十分だと思うのです。つまり、ざっくり指示を出すのではなく、広い意味の指示を出す事で、自分と相手の誤差が生まれるという事ですね。

思考停止にならないように

嬉しい誤差もよくあります。

私が気付かされる事もあります。

 

レップ社ではBGMとしてJ-WAVEを流しいるのですが、その音量を気にかけたり、60インチのTVモニターで流す映像も気にかけます。いかにゲストでお越しになるお客様との打ち合わせがしやすいか、長時間のミーティングであっても快適に過ごせるかを想像して配慮する。

 

「テーブルを拭いておいて」だけでは、なぜテーブルを拭くのか?の理由も分からずに、ただ指示をされた事だけを作業する事になりますね。

 

自分が想像していた求めていた結果を下回る結果でも、想像を超える結果でも、それは私とは違う結果なので次のアクションがしやすいメリットが大きいのです。こうして、先読みする力や、作業ではない目的を考えた行動が少しづつ生まれると思うのですが、少しづつなので時間が必要なのです。

 

綺麗の基準。

クオリティの基準。

その会社のリーダーがその会社の基準値となるわけです。

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