先日、ディーラーの営業マン向けに弊社の田口が勉強会をさせていただきました。
テーマは「インボイス」
ここ最近いろんな所で耳にする機会が増えてきましたが、美容業界ではどんな影響が起こりうるのか?現状として対策や方針を決めているサロンはあるのか?など、現場で使える知識の強化の場をご依頼いただき、今回は田口がメインスピーカーになりお話してきました。
すでに新入社員という期間は過ぎている田口ですが、人前で話す機会も増えてきて、安心して任せられるようになってきました。
営業の方からも反応は上々で、次回の勉強会のテーマも決まり、勉強会を継続していく予定です。
経営者の心をくすぐる話を心がけて
以前、私がディーラー時代にあるサロンオーナーから言われた言葉です。
経営者の心をくすぐるような話ができなければいけない。
当時の私はそれを意識はしていましたが、いまいち理解できていなかったんですよね、心をくすぐる話とはなんでしょう?
捉え方やニュアンスは人それぞれかもしれませんが、心をくすぐるという事は、引っ掛かりや同感、その相手が何を考えどんな情報を求めているのか考え想像し、話のアプローチをしていく。
相手によってその関心事は違い、それに合わせていかなければいけないんですよね。パンフレットを見せて説明するような、厳しい言い方をすれば誰でもできる話、誰にでも同じ話をするのではなく、そのサロン、オーナーが求めている事や求めているであろうことを想像し提案していく。
そのためには話題に豊富でなければいけないし、知識の応用もしていかなければいけないですよね。
以前、10人いたら10人に同じ話をしていけばいいと教わった事があるんです。きっと間違いでも無いしそういう考え方もあると思うんですが、どうしても共感できなくて。
お客様によって状況も聞きたいことも違うはずなのに、同じ話をするということに抵抗を感じたんですよね。
最低限、その話をできるようになっていなければいけないとは思いますが、それをどうアレンジするか、場合によっては話さない、違う話をするでいいと思っています。
ディーラーの営業マンが現場で起こりうる状態はどんな状態か、そうそう、そういうことだったのかといかに共感して話を聞くことができるか、そんな事を意識し、その営業の方が今後、経営者の心をくすぐる事ができれば、結界今回の勉強会は成功だったといえるでしょう。
インボイスだけでなくサロンの教育や仕組み作り、社保や退職金、労務や税務の話まで、色々ご依頼頂いていますので、オーナー様からの直接のご依頼も承っております!
人が話している事を聞く機会
話はがらっと変わりますが、よくよく考えてみると自分がある程度知っている内容を、他の営業が話をしているのを聞く機会ってあんまりないなと。
美容師さんの場合は、サロン内で誰かがカウンセリングや会話をしている内容をしっかり聞く機会というのはあるんですかね?
今回、田口の話を第三者として聞いていて感じたのは、自分が話をしているときよりもその空気感や話の理解度を冷静に感じることが出来たということ。
話の内容はもちろん勉強になり、再確認できるのは当たり前ですし、こういった言い回しもありだなと思ったり。
逆にここは難しい顔をしているから、もう少し丁寧な言い回しや深堀りが必要だと感じたり、自分が話をしていると見逃してしまうようなところ、全体を見ることができるんですよね。
話がちゃんと刺さってるなとか、あ、話見失ってるなとか、冷静に全体を見渡せる感じ。
自分が入社した当時は同行などでそういった機会もありましたが、最近はありそうでなかったので、とても有意義な時間だと感じています。
サロン内で、もしそういった時間があまりないのであれば、スタイリスト同士でカウンセリングをロープレではなく、実践を聞いてみるのも面白いかもしれません。売れっ子スタイリストが独自でやっている何かがあったり、逆に伸び悩んでるスタイリストがやってしまっている事がみつかったりするかもしれません。