最低賃金改定に伴う給料相談@REPSS(レップ)森本

こんにちは、レップの森本です。

10月の最低賃金改定に伴い、給料を見直す時期がきましたね。以前に給料相談を頂いたサロンさんから残業代について相談を頂き、現状の給料を見ていたら、「あ、最低賃金が引き上げられたら、お給料が最賃を割ってしまう。。。」と言うことに気付き、先日打ち合わせを行いました。

 

8月のあたまに各都道府県の最低賃金改定の目安が発表され、今月末には決定された各都道府県の最低賃金額が発表されるのではないでしょうか。

目安通りに引上げが行われた場合の全国加重平均の上昇額は31円(昨年度は28円)となり、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となるようです。

 

最低賃金改定に伴う給料の見直し

今回お打ち合わせをさせて頂いたサロンさんは東京の美容室。東京都は31円の引き上げを答申しており、最低賃金は1072円となる予定です。各都道府県の答申のニュースが上がってきていますが沖縄は33円の引き上げ予定のようですね。

 

時給で30円以上も上げるって物凄く大きな額ですよね。

 

最低賃金とは

最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度です。よって、雇用であればどんな方を雇う場合でも、最低賃金以上の金額を支払わなければいけない義務があります。

 

よくこんな質問を頂きます。

学生のアルバイトであれば最低賃金は関係ないの?免許を持っていいない通信生は?研修期間中だから良いよね?

学生さんのアルバイトでも通信生でも研修期間中でも最低賃金以上の金額を支払わなければいけません。

 

月給換算すると5000円以上

今回の最低賃金の改定に伴い、正社員のお給料を見直さなければいけない美容室も出てくるかと思います。時給制のパートであれば分かりやすいのですが、月給制だと最低賃金を割っていないか確認するのが難しかったりしますよね。

 

仮に東京都の美容室で現在の最低賃金(10月改定前の1041円)で設定されていたとします。

31円UP✕8時間労働(1日)✕22日出勤=5456円

 

ざっくり月に5000円以上変わることになるんです。最低賃金を割っていないかの計算方法は年間の休日日数から考えますので、周りの経営者さんや社労士さんに確認されてみてください。弊社でも相談を受けておりますので、お気軽にご連絡くださいね。

 

今回ご相談頂いた美容室はアシスタントの給料を月給20万円〜で設定していた為、経営者さんも私もまさか最低賃金を割るとは考えていませんでした。5000円以上UPってキツイですね。

 

最低賃金改定の解決策は

最低賃金を割ってしまう場合の解決策は、①給料を上げる②勤務時間を減らす③お休みを増やす

このどれかを選択しなければいけないのではないでしょうか。

 

固定産業代などの残業代も含めている場合も固定残業代にも最低賃金は関わってきますのでご注意くださいね。残業代は時給換算した際の額の1.25倍を支給しなければいけない為、最低賃金1072円の場合の残業代は1340円となります。

 

今回は美容室経営者さんと相談をし、アシスタントは給料を変えずに勤務時間を減らし8時間労働(交代制)に変更することにしました。お給料を増やしたり、月のお休みを増やしたり、夏休み・冬休みを増やしたりなど、色んなシュミレーションをした結果、勤務時間を減らすと言う選択をされました。

 

キャリアアップ助成金を活用する場合、入社6ヶ月後以降で更に3%以上の賃金の割増を行わなければいけない為、人件費にも大きく影響をすると思います。様々なシュミレーションをし、自社に一番合った方法を選択されてください。

 

いつも長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

 

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