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過去のブログで書いたのですが「美容師さんの国民年金」
このブログ記事を書いたのが
美容師さん年金ルール変わりましたよ
何がどうなったのか簡単にお伝えすると、国民年金の納付(支払い)期間が、最低10年間払えば、受給対象になるって事になりました。
従来は、24年11ヶ月間払っても、25年に満たないので受給対象外(全くもらえない)だったのが、10年間に短縮されたって事なんです。
これによって、今まで国民年金を納めてなくて、嫁さんや旦那さんからの払ってないプレッシャーを感じている美容師さんにとっては、とりあえず10年間払っておこうかなという感じになるかもしれませんね。
この10年間への短縮法案が、9月26日の臨時国会で決定したので、2017年10月から支給開始となるそうです。
yahooニュース「年金受給資格期間、10年に短縮=関連法案閣議決定」
この法案決定に伴って、ある側面の強化が始まっています。
時事通信社の記事に下記の記事があります。
厚生労働省と日本年金機構は20日までに、2017年度から国民年金保険料滞納者の強制徴収の対象を拡大する方針を決めた。対象者を年間所得350万円以上で未納月数7カ月以上から300万円以上で同13カ月以上に引き下げる。保険料の納付率が60%程度に低迷していることを受け、納付率向上を図るため対応を強化する。
美容室経営者が「うちのスタッフは・・・」
美容室を数多く回っていると、美容室経営者からこんな話をよく聞きます。
「うちのスタッフたちは、年金払ってねーんじゃないかな?」
時事通信社記事によると、日本全国民の約60%程度の国民年金納付率で、年間所得300万円以上の方々を対象に、国民年金保険料未納者に対して納付催促が強化されるって事らしいですね。
この強化の方法がどんな強化方法かは分かりませんが、間違いなく「しつこくなる」でしょうね。
これによって加入者が増え、受給者ももらいやすい環境になるのなら、不公平にならない計算の元で実行されるなら、基本的にはこの法案は賛成です。
25年間以上払った人と、10年間払った人とで、将来ももらえる年金がさほど違いないなんて事になると、25年間以上払った人たちの怒りに触れる事になるでしょうしね。
いずれにして、今国民年金払っていない人で、年金事務所からうるさく言われる事がうざい場合は、最低期間だけでも入っておいた方がいいかもしれませんね。
25年間は長いけど、10年間ならねってとこで。
年金運用5兆円の損失も事実
10年間だけでも、年金払っておきましょうか!と相反するニュースもある。
相変わらず「GPIF」は腹立たしい。
年金運用を5兆円の損失(赤字)出しといて、自分たちの年金はを国に任せておいていいのだろうか?と、ついつい突っ込みたくなるこの5兆円の損失記事。
時事通信社記事
さらには「GPIF」の理事長の年収が3,100万円。
投資責任者の年収が3,000万円。ですって。
※GPIFとは、年金積立管理運用法人の事です。
日銀総裁の給与が3,400万円なので、GPIFの理事長の年収が3,100万円というのは、水準として近しい報酬要件なのかもしれないが、1年間で5兆円の赤字を出すってのは、微々たる事なのか?大ごとなのか?
国民の年金をお預かりしておいて、国民のお金の運用失敗でも年収3,000万円を貰える仕事だから、失敗しても「リスクを背負って頑張った結果」で終わりな気がする。
けれど、結果5兆円の損失という事実は変わりない。
年金納付の強化をするのと同時に、運用の強化も必要に感じるのは私だけではないはず。