法人美容室12月決算対策で利益300万円の節税方法

いつもご覧くださいまして、ありがとうございます!

 

12月の後半に差し掛かりましたね。

ぼちぼち美容室もバタバタ感がでてきたでしょうか?

 

今日は私が担当しております、法人美容室の12月決算対策の手続きに行ってきました。

もちろん手法は以前のブログにも書きました「外部留保」です。

 

2016.12.5記事:美容室の節税対策

 

法人美容室の利益300万とは

 

一言で利益300万円といえども、これは美容室で働く美容師さんが、深夜まで練習し、休み返上で講習を受け、勉強に勉強を重ねて、たくさん練習をし、多くのお客様が来店してくださり、お客様が笑顔でお帰りいただき、そしてまたご来店くださる努力を繰り返し反復した結果の利益とも言えるもの。

 

この努力の結晶ともいえる利益に対して、国は当然の様に税金の対象にします。

 

今回の様に、例えば年間利益が300万円だとして、法人に関わる消費税以外の税金をざっくりまとめて、対策を一切しなかった場合、仮に納税予定が50万円だったと仮定してみます。(実際は50万円では収まらないでしょうけど・・・・詳細は税理士さんに確認してみてくださいね)

 

50万円を納税するという事は、来期に繰戻還付でもしない限りは、原則は二度と帰ってこないお金です。

 

繰戻還付(国税庁HP)をしたら、税務署を呼ぶ行為とも言われますが・・・w

 

この納税額50万円を、美容室の売上として考えた場合というのは、どういうことでしょう?

 

仮にこの様な美容室があったとします。

 

月間売上(税別):250万円

人件費+福利厚生費:50%:1,250,000円

家賃:230,000円

材料費:250,000円

水道光熱費:120,000円

通信費:25,000円

広告宣伝費:200,000円

求人費:100,000円

雑費(店内サービス費や顧問料や金利等):75,000円

利益率:10%:250,000円

 

利益率10%は、優秀感はありますが・・・

 

利益率10%の美容室と仮定した場合、50万円の納税とは、売上に置き換えると、2ヶ月分の利益(月間利益25万円✕2ヶ月=50万円)となるので、500万円(月間売上250万円✕2ヶ月=500万円)の売上相当額と考える事もできてしまいますよね。

 

美容師さんの努力の結晶とも言える利益に対して、素直に納税でいいですか?

 

脱税は違法、節税は合法です。

 

必要なモノを買うのも、ひとつの節税に繋がるという解釈もできますが、例えば広告費や求人費を前払いで向こう1年分を全額払っても、全額が経費になるわけでもないし、急いで車を買っても節税の意味もなく日割り計算程度。

 

ボーナスを景気良く払うとなると、来年も継続しなければ「今年はないんですか?」とツッコミが怖い。

 

来年の役員報酬を上げましょうみたいな提案があっても、今年の節税には一切関係ない上に、法人の利益を社長の所得税に置き換えるだけで節税とは言い難い。

 

過去記事に書いた「税の繰り延べ」(過去記事:美容室の節税対策)では、目先の税金を無くして、将来一気に払うようなやり方では、小手先すぎて逆に損をする可能性だってある。

 

税務署さんに対して、「仕訳」と「期日」さえ間違わずにしっかり行っておけば、全額経費や半分経費にしていいですよという方法で、美容室の銀行通帳以外にお金を貯めておく方法が「外部留保」(過去記事:美容室の節税対策)であると以前に書きました。

 

外部留保という方法は、間違った事をしなければ、税務署は100%認可します。

 

理由は、国税庁個別通達や法人税基本通達で決まった処理の方法があるからです。

 

外部留保で融資に頼らない美容室経営

 

外部留保を行う場合は計画を練る事を前提としていますが、商売ですから計画通りにいかない事だってありますよね。

 

突然スタッフが辞めてしまうとか、突然広告宣伝費が上がったとか、利益率に直接関与する事態だって将来あるかもしれません。

 

外部留保をする際には、基本は数年後を見据えた計画にあります。

 

その計画通りに事が進めば、そこに必要な費用が発生するでしょう。

 

その為の費用を、融資に頼るのではなく自己資金を貯めておく事が、外部留保の本来の目的です。

 

計画通りに事が進まず、利益率を落とす事もあるのが商売ですよね。

 

だからこそ、外部留保が役に立つのです。

 

弊社も含め中小企業である法人美容室が、経営難に陥った時に銀行融資がスムーズに行われる事もなかなか難しいでしょう。

 

外部留保は、言い換えれば「自助努力」でもあります。

 

計画通りに事業が進んだ時の自己資金作りにも、経営難に陥った時の資金繰りにも、外部留保は役に立つでしょう。

 

 




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ABOUTこの記事をかいた人

下道 勝

美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社、美容師求人動画サイトCM&JOBを運営する代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で日々更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。