美容師の給料計算方法と注意しておくべき点と実際の給料事例

いつもご覧くださいまして、ありがとうございます!

 

美容室の経営者さんたちは、スタッフの給料についてどうお考えですか?

 

毎年の事ですが、基本給については毎年最低賃金が変更になり、給料の見直しを余儀なくされるケースも多いのかもしれません。

美容室の経営者から同じ感じの相談があるので、今回は給料の計算に関する記事を書こうと思いました。

 

弊社の営業担当で、美容求人動画サイトCM&JOBの森本にも聞いたところ、同じように相談がとても多いとの事で、森本と話していてかなり詳しかったので、今回ははじめて私ではなく、CM&JOBの森本に記事を書いてもらいました!

 

弊社に入社してから、著しく成長している森本ですが、美容室経営者から受ける相談も多く、特に美容師さんの給料設定につきましては、美容師求人を行う際に、とても重要な項目のひとつでしょうし、森本が現場感からリアルな事まで聞けたので、私としてもとても頼もしいなと思うほどです。

 

ここから先は、森本にバトンタッチした記事です。

 

2019.9.13更新

最低賃金に関する更新記事がございます!

美容室にも大きな影響!2019.10最低賃金改定「東京1013円」@レップ森本

 

美容師の給料相談とは?

 

こんにちは。

CM&JOB営業の森本です。

 

私は、営業として毎日美容室へお伺いし、CM&JOBのご提案やご掲載頂いている美容室さん、これからご掲載頂く美容室経営者さんと掲載内容のお打ち合わせをしています。

 

毎日沢山の美容室経営者さんとお会いしていると様々な相談を頂きます。

 

「最低賃金が変わったけど、うちの給料って最低賃金にひっかかってるのかな・・・。」

「給料の見直しをしたいけど、計算方法が分からない・・・。」

「今って給料のベースってどれくらい?」

「フレックス制度を導入したいんだけど、どうしたらいいの?」

「固定残業代ってどうやって付けたらいいの?」

 

など、スタッフさんを雇用する上で、労働基準法に違反していないかなどの相談をとても多く頂きます。

その中でも多いのが正社員雇用の給料相談です。

 

最低賃金での給料計算方法

 

計算方法は様々だと思いますが、普段私が使っている方法をご紹介します。

(この記事で簡易な方法をご紹介いたしますが、法的な確認、法的根拠につきましては、社会保険労務士に必ずご確認ください。社会保険労務士に確認をせずにこの記事引用の場合は責任を負いかねます。)

 

基礎計算

A)年間の労働時間を算出します。

B)年間労働時間✕最低賃金

C)年間給料÷12ヶ月

 

文字だと分かりにくので、例にしてみます。

 

「美容室REPSSの事例」

・月8日休み(年間休日96日)

・夏季休暇7日、冬季休暇5日。合計12日。

A)年間の労働時間を出します。

年間労働日数(257日)×労働時間(1日8時間)=2056時間(年間労働時間)

 

B)年間労働時間(2056時間)に最低賃金をかけます。

年間労働時間(2056時間)×958円=196万9648円

※2017年12月現在の東京都の最低賃金で計算しています。都道府県により異なりますのでご注意ください。

 

C)年間給料 ②を12ヶ月で割ります。

年間給料(196万9648円)÷12ヶ月=16万4137.3333

 

この方法で、1ヶ月あたりの最低給料が出ます。

 

その最低賃金から計算した額よりも今の基本給が高ければ最低賃金をクリアしていることになります!

 

この方法を覚えておくと、すぐに計算することができます。

最低賃金は時給のアルバイト・パート美容師さんのみに関わってくると思われている方も少なくありません。

月給制の正社員美容師さんの給料にもこのように大きく関わってくることですのでご注意くださいね!!

 

美容師の給料計算の注意点

 

給料計算の際に注意して頂きたいことがあと2点あります。

 

※1:年間休日には有給休暇の日数を含めることはできません!

給料計算をする際に年間休日から基本給を割り出すことが多いと思いますので、ぜひ覚えておいてください。

 

※2:最低賃金を計算する際には、皆勤手当、通勤手当は含めることができません!但し、住宅手当は含めることが出来ます。

 

私もCM&JOBで働くまでこのようなことは知りませんでしたが、調べてみると「そうだったんだ!」と言うことって多いと思います。

知らずに労働基準法に違反しているケースも少なくありません。

不安な時は、周りの美容室経営者さんに聞いたり、社会労務士さんに確認されることをお勧めします!

またCM&JOBでのご相談も、もちろんOKですのでお気軽に!

 

美容師さんの平均給料は?

 

打ち合わせや相談で美容室さんへ訪問した際に必ずと言ってもいいほど、よく出てくる質問が他美容室さんの給料。

「最近は”いくら”ぐらいで皆んな設定しているの?」

と言う内容です。

皆さん周りの美容室さんがどうやってやっているのか気になるところですよね。

 

最近では、隔週休2日制・完全週休2日制の選択制とし、美容師さんに選んでもらっている美容室さんもあります。

また、隔週3日・完全週休3日制を導入したいと言う取り組みに対しての相談があり、最低賃金での給料を割り出しオーナーさんと給料を決めました。

 

時代に合わせ、休日や給料の仕組みを変更する美容室さんが増えてきたと実感しています。

 

では、最近は美容師さんの給料をどのくらいをベースにしているのでしょうか。

CM&JOBにご掲載頂いている東京エリア10社の美容室さんの給料を確認してみました。(10件中5社が隔週休2日制、5社が完全週休2日制です。)

 

美容師アシスタント給料例

 

「隔週休2日制」

  • 月給19万円〜1社
  • 月給18万円〜+手当 2社
  • 月給17万8000円〜 1社
  • 月給17万円〜 1社

 

「完全週休2日制」

  • 月給18万5000円〜 1社
  • 月給18万円〜 1社
  • 月給17万5000円〜 1社
  • 月給17万円〜 2社

 

美容師スタイリスト給料例

 

「隔週休2日制」

  • 月給25万円〜 2社
  • 月給22万円〜 1社
  • 月給20万円〜 2社

 

「完全週休2日制」

  • 月給22万円〜 2社
  • 月給21万円〜 2社
  • 月給20万円〜 1社

 

もちろん、年間休日数の違いや歩合や手当の付き方はそれぞれ違うので一概には言えませんが、CM&JOBでの掲載サロンさんの求人記載内容ではこのような数字となり、10社の美容室さんの平均を出してみました。

 

美容師採用時平均給料

 

  • 隔週休2日制アシスタント:17万9600円〜+手当
  • 完全週休2日制アシスタント:17万6000円〜+手当

 

  • 隔週休2日制スタイリスト:22万4000円〜+歩合
  • 完全週休2日制スタイリスト:21万2000円〜+歩合

 

私がこの数字を見て思ったことは、平均給料の質問を頂いた際にお答えする数字とほぼ一致しているなと感じました。

最低賃金の改定に伴い、アシスタント給料が上がり、スタイリスト給料が上がり、5年前とは大幅にベースアップしましたね、、、

 

今日は美容師さんの給料について記載させて頂きました。

私は、長く勤めてもらう為の給料や仕組みの見直しは大賛成です!

求人をしても集まらないからと、人を集めるための目的だけで給料を高く設定することには反対しますし、その給料を払い続けることでリスクはないかを確認します。

 

CM&JOBで働き、本当に多くの相談を頂くようになりました。

今後も美容室経営者さんと一緒に考え、何かあった時には相談を頂けるよう知識を付けていきたいと思っています。

給料相談などございましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね!

 

美容師給料相談まとめ

 

いかがだったでしょうか?読みやすかったでしょうか?

 

美容求人動画サイトCM&JOBの森本が書いた記事ですが、いつも私が書いているテイストとはやはり少し違うでしょうし、女性なので文章が柔らかい感じがすると思います。

 

たまには、こういったコラボも良いのかもしれませんね。

 

REPSS(レップ)社の営業担当も、CM&JOBの営業担当も、同等に社内教育をしているので、扱っているサービスの違いはありますが、私が言うのもなんですが、全員なかなかの営業マンレベルだと思っています。

 

給料設定については、幸福度指数でももちろん上位に位置している項目ですし、スタッフのモチベーションにも繋がる事です。

 

美容室の経営者にとっては、毎月のキャッシュフローに悩みながらも、1日でも遅れる事なく支払う必要のある給料ですが、法人美容室においては「社会保険」という大きな「経費」の課題もあることから、安易に給料を高く設定するのはやや怖いなと考える方も少なくはないのではないでしょうか。

 

日本の大将であります「安倍総理」は、東京都の最低賃金を時給1000円まで上げていきたいと考えている様ですが、私が高校生の頃の時給は確か550円だった気がしますw

 

時給1000円が最低賃金の計算根拠になったら、いったい基本給はいくらに設定する必要があるのでしょうか?

 

世界の中では生産性が低いと言われる日本。

それでも、GDP(国が1年間でどれだけ儲けたか?)の順位は、アメリカ・中国に続く第3位です。

つい数年前までは世界第2位だった日本ですが、高齢化社会に向かっていくと、2位への回復は難しいのかもしれません。

 

美容室経営において、経営者が感じる事は「美容業界は人件費率が他業界より高い」と思う方も少なくないでしょう。

 

経営分析すると、美容業界は他業界より「原価率」はかなり低いと考えられます。

 

人件費率+原価率の総和で考えれば、もしかしたら他業界も美容業界も結局は近い数値になるのかもしれませんね。

 

人件費率や原価率の計算根拠になる「売上」を上げるという事は、言い換えれば「お客様に支持され続ける努力を継続」するという事でしょう。

 

最低賃金という、法的なルールを守る事も重要ですが、「雇用」という形態を継続するには、やはり王道を歩む中でどの様な経営技術を駆使しながら維持発展をさせていくか?経営者がどのような意思決定をしていくか?ネットに溢れる情報の取捨選択を自己責任の中で何を選択するかが、難しい時代になりましたが、難しい時代だからこそ、勝ち残る生き残る知恵や工夫も生まれてくるのではないでしょうか。

 

スタッフの従業員満足度(ES:Employee Satisfaction)を高めるのは給料設定だけではありませんが、もし現状維持の今が心地良いと感じているのであれば、「黄色信号」なのかもしれません。

 

最低賃金も重要ですが、美容室経営者として「戦略」も重要になってきました。

 

雇用と社会保険。

フルコミッションと教育。

 

仮想通貨で給料支払い?

そんな時代も訪れるのでしょうか?

 

課題は大きくとも、課題のない経営であれば、経営者の必要すらないのかもしれません。

悩みがある事が幸せだと思えたら、意識が高い証の様です。

 

2019.10美容室も最低賃金が上がります

 

2019.9.13更新

ついに東京都と神奈川県の最低賃金が1000円を突破する事になります。

 

2019.8.27 記事

美容室にも大きな影響!2019.10最低賃金改定「東京1013円」@レップ森本

この記事によると、大阪も最低賃金が1000円を超えるのも時間の問題の様な・・・

 

最低賃金の平均を1000円にするのか?

最低賃金を全国で1000円を最低にするのかでは大きく異なりますよね。

 

平均1000円にするのであれば、東京都は1100円超になるでしょうし、もし全国の最低賃金を1000円を目指すなら、東京都の最低賃金は1200円近くになるかもしれないという事になる。

 

困ったものですね。。。

 

レップ森本ブログ

 

最近の森本ブログがすごく高いPVがあり、営業先で美容室社長からも、「レップさんのブログ読んでますよ〜」とお声がけいただいているので、ここでは最近の森本ブログをまとめておきます。

 

2019.6.3 記事

美容師さんの給与見直し相談@レップ森本

2019.6.17 記事

本心の相談ができない女性美容師さんの仕事と子育ての悩み@レップ森本

2019.7.1 記事

女性美容師にとって産休育休は社保完備の魅力ではない?!@レップ森本

2019.7.15 記事

美容室を大好きになったママ美容師さんとの出会い@レップ森本

2019.7.29 記事

スタッフ不足から起きるスタッフの不満と美容室社長の悩み相談@レップ森本

2019.8.19 記事

離職率が低い美容室だからできること@レップ森本

2019.8.27 記事

美容室にも大きな影響!2019.10最低賃金改定「東京1013円」@レップ森本

2019.9.12 記事

美容師を目指す美容学校の入学生・卒業生の推移@レップ森本

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