美容室社長数人で業務委託美容室を出店したいという相談

美容室の社長とお会いし、うぅ〜ん5人に1人くらいかな?いや、3人4人に1人くらいの割合かなー?似た感じの話を聞きます。

その内容は、「スタッフが辞めて委託美容室に行く」といった感じの、いわゆる離職の話し。

あ〜と思った方もいらっしゃるかもしれませんかね。

この感じの話しを聞く件数が何となく増えた気がするのですが、その矢先といっちゃなんですが、美容室社長数名で合同的な業務委託美容室の出店を考えているとの事で、その相談相手として私にお声がけいただいたんです。

 

相談いただいたからには、中途半端な受け答えではなく、結構厳し目の話しをする必要もあるかなと思いながら参加してきました。

 

合同業務委託美容室の出店計画

 

まず私にご相談いただいた理由は、元々繋がっていた事もあるのですが、インターネットで様々検索して調べ物をしていたら、私のブログ記事をいくつも見たって事もあったそうです。

その中で最も興味深かった記事が「美容室業務委託契約書のひな形」の記事。

 

実はこの記事、Google検索で「美容室業務委託契約書」「美容師業務委託契約書」で検索すると、たぶんですが「1位」で表示されるらしいです。

 

「なんだ〜このブログしたみっちんが書いてんじゃん!」ってな感じだったそうでw

そんなわけで参加したテーブルで、まずは事情聴取w

 

今回の相談にあります「業務委託美容室の出店理由」は、「委託美容室をやってみたい!」というライトな話ではなく、もっともっと深刻で超真面目な話し。

 

一昔前には「ジュニアサロン」といった展開を行っている美容室もありますが、「ジュニアサロン」の様な事ではなく、「積極的に業務委託美容室を経験させる」といった事らしく、もちろんスタッフに強制ではなく、仕組み化したいらしいのです。

 

美容師さんの働き方の自由化

 

集まった美容室社長数名の中で、自ら業務委託美容室を経営されている方はいなく、業務委託美容室への「先入観」も「偏見」もあるようです。

 

さまざまな意見がありますね。

そりゃそうですよね。

私が美容業界に携わった2000年の頃は、記憶では業務委託美容室ってほとんど無かった気がします。

 

今の若者美容師世代では、業務委託美容室で働くのも選択肢のひとつである事はその通りですし、業務委託美容室で働く事が、もし仮に後悔に繋がる事であっても、働いてみたい願望があるのであれば、頭ごなしに「やめとけ」と言ってもなかなか伝わらないのが時代性なのかもしれません。

 

たくさんの時間を費やし、たくさんの費用を数年間で捻出し、やっと育ってスタイリストデビュー前後に「業務委託美容室で働きたい」と言われれば、当然「ハッ??」と思うのが親心であり経営者。

 

押さえ込もうと話し合いの時間を持とうとも、なかなか丸く収まるわけでもなく、丸く収まった風に見えても、内心はまだ未練があったりもすると、今まで通りの様な成長曲線がやや伸び悩む傾向にあるらしい。

こうなると、徐々にお互い健全な関係性でなくなり易いのかも。

 

美容室社長同士の共同経営業務委託美容室

 

美容室の共同経営はあまり上手くいかないという事を聞いた事もありますが、事実私もそう感じています。

上手くいっている時は良いのですが、低迷した時に結構割れますね。または、逆にかなり上手くいくと割れるw

 

そう、割れる原因のほとんどが「お金」に関係してくる気がします。

 

だからこそ、もし美容室の社長同士で共同経営の業務委託美容室の出店をするのであれば、お金面は公平で透明にする必要があると思います。お金面の公平性を保つ為に、美容室社長それぞれの業務役割の責任も全うする必要もありますよね。

 

共同経営にすると言う事は、私的にはある意味「ドライ」というか、「経営」に特化していく必要があると思いまして、美容室社長さん達が想像しているよりもはるかに多くのルールが必要ですよと私はお伝えしました。

そのルールの対象者は、そこで働く業務委託美容師さんではなく、経営陣である美容室の社長さん達にです。

 

そのルール作りの時点で、なんだか大変そうだな〜とか、なんか面倒くさくなってきたな〜と思ったら、このプロジェクトを進めるのは止めましょうとも言いました。

 

業務委託美容室の共同で出店する事が目的ではないはず

 

共同で業務委託美容室をオープンし経営する事が目的ではなく手段だからです。

利益を出して店舗展開をしたいという事が目的ではないからです。

 

本来の目的は、美容師さんの働き方の自由化であって、単独ではリスクが高いからグループ化でリスク分散しようという事ですから、経営陣である美容室社長さん達にとっては、結構ガチなルール決めになりそう。

 

育てたスタッフをイヤイヤながらも手放すよりも、そのスタッフの未来を心配するのであれば、グループ内で移動できる環境を整備したいというのが事の発端なはずですからね。

 

実現するかどうか分かりませんが、私ができる事は仕組み作りのお手伝いですから、美容室社長さん達のブレない方向性に沿って、できるだけ成功するようにお手伝いできたらと思うのです。

 

成功が約束されているわけでもないし、リスクだって大きい。

やる価値があると信じるのであれば、誰が何て言ってもやった方がいいでしょうし、辞め時も考えて進めるべきかもしれませんね。




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ABOUTこの記事をかいた人

下道 勝

美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社、美容師求人動画サイトCM&JOBを運営する代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で日々更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。